「愛されるために頑張りすぎてしまう努力家タイプ」(タイプ8)|恋愛トリセツ(恋愛向け性格診断)

rear view of woman with arms raised at beach during sunset タイプ
Photo by Alex P on Pexels.com

“もっと愛されたい”と頑張りすぎてしまうあなたへ

相手に愛されたい一心で、つい自分を後回しにしてしまうあなた。気づけば「もっと好かれたい」「もっと喜ばせたい」と無理を重ねてしまうことも。そんなあなたの健気さと、その奥にある“本当の想い”を大切にする恋のヒントをお届けします。

努力と献身で愛をつなごうとするあなたの恋愛傾向

あなたは愛されるためなら努力を惜しまず、相手のために全力を尽くす優しさを持っています。どんなに忙しくても時間を作ったり、気を遣ったりと、相手の満足を優先して動くことが多いはず。その分、自分の感情を押し込んでしまったり、見返りがないと落ち込んでしまう傾向もあります。

Ⅰ.私の恋人としての魅力

「努力」「情熱的」「向上心」「思いやり深い」。
——これが私の最大の魅力です。
恋人に愛されるために、全力で頑張ることができます。
常に自分を成長させ、相手にとって魅力的な存在でいようと努力します。
パートナーの気持ちを大切にし、恋愛に真剣です。
相手を想う気持ちが強く、恋愛に対しても情熱的に向き合います。
目標を持つことで、お互いを高め合う関係を築くことができます。
恋人と一緒に成長し、お互いに刺激を与え合いながら、より充実した時間を過ごすことができます。

Ⅱ.これを言われる&これをされると恋に落ちる

「一番はずっと君だよ」と言われると、もう戻れない!
自分と他人を比較してしまう性格なので「他の誰でもなく君がいい」と言われると、心がとろけます。
「誰よりも君のことを尊敬してるよ」と言われると、深く愛を感じる!
誰かに認められることで自信を持てるタイプなので、相手からの絶対的な信頼と承認が大きな支えになります。
愛情を言葉や行動で示してくれると安心できる!
頑張っても、結果を出しても、自信がないタイプ。「好き」「愛してる」など、はっきりとした愛情表現があると、安心して恋愛に進めることができます。

Ⅲ.「使用上の注意―恋愛での注意点!これをされると幻滅しちゃう―」

成果ばかり求められること。
頑張るのが当たり前になっているため、恋人からも「もっとこうすれば?」とより上を求められると「いつまで頑張ればいいの?」とプレッシャーを感じてしまいます。
愛情をはっきり示してくれないこと。
「愛されている」という確信が欲しいタイプなので、恋人からの言葉や行動を使った愛情表現がないと不安に…。「君さえいればいい」とこまめにストレートに伝えてくれる人でないと、関係を続けるのが難しくなることも…。
連絡が極端に少ないこと。
相手の気持ちを知るためにこまめに連絡を取りたいタイプ。メッセージの返信が遅かったり、既読無視が続くと、「私は大切にされていない」「他に好きな人がいるのでは?」と感じてしまいます。短くてもいいので、こまめに連絡を取るようにしてください。

Ⅳ.故障のときー恋愛すれ違いがあったとき、落ち込んでいるときの対処法

「君がいるだけで幸せ」と伝える。
「成果を出さないと愛されないのでは?」と不安になりがち。「そのままの君が好きだよ」と繰り返し伝えると、ホッと安心できます。
「大丈夫、気持ちは変わらないよ」と安心させる。
喧嘩をすると「もう嫌われたかも?」と不安になりやすいので、「この喧嘩であなたへの気持ちは変わらないよ」と伝えると、落ち着きやすいです。
本当の目的を整理する。
すれ違いなどで「どっちが悪いか」にこだわりすぎると、不安が爆発し、解決に進みません。「どっちが正しいかじゃなくて、一緒に解決するのが一番の目的だよ」と言うと、冷静さを取り戻しやすくなります。

もっと見る

woman sitting between brown trees
Photo by Baurzhan Kadylzhanov on Pexels.com

Ⅴ.関係を深めるためには(恋人が意識しておくと、長く良い関係が築けるポイント)

「無条件の愛」を感じられる環境を作る。
過去にトラウマがある場合、「結果を出さないと人としてダメなんだ」「成果がないと愛されない」と思いがちなので、「君が何もしなくても、君がずっと好きだよ」と言葉にして伝えてあげることが大切。
自分を大切にするよう促す。
仕事に恋愛に一生懸命になりすぎて、疲れてしまうことも。恋人が「もっと自分のことも大切にしてね」と伝えると、焦りが徐々に消えて、心に余裕が生まれやすくなります。
恋愛の駆け引きよりも「安心感」を意識した関係を築く。
仕事など別のことでも常に頑張っているので、恋愛では駆け引きをさせず、恋人の前では素でいられるような関係を築いてあげましょう。「そのままでいいんだよ」と受け止めてあげることで長く安定した恋愛ができる。

Ⅵ.もっと魅力的な自分になるために―あなた自身を磨きいい恋愛をするために―

愛されるために頑張りすぎなくていいと知る。
あなたは「もっと自分がすごくならないと愛されないかも」と思いがちですが、そのままの自分であなたは十分魅力的です。理想が見えなくなるほど高い場合、目指しても目指しても達成することはできません。「ただ一緒にいるだけで私は価値がある」と少しずつ思えると、恋愛がもっと楽になり、あなたの魅力がより輝きます。
相手の気持ちを信じる。
「本当に好きなの?」とパートナーに確認したくなり、時には思いを感情的にぶつけて相手の愛を確認してしまうことがあるかもしれませんが、相手はあなたが好きなので困ってしまいます。相手からの愛情を信じることで、より落ち着いたあなたの魅力を手に入れることができます。
成果よりも、一緒にいることの楽しさを大切にする。
恋愛も「成功」させようと努力する傾向があるあなた。恋愛はビジネスとは異なるので、成果ではなく、瞬間を楽しむことに意識を向けましょう。そうすることで愛や恋愛の心地よさが見えてくると思います。

“ちゃんと見てくれている”とわかった瞬間に、心がほぐれる

あなたがときめくのは、自分の努力や気遣いをちゃんと見てくれていると感じたとき。何気ない言動に「ありがとう」「気づいてたよ」と返してもらえると、胸がじんわり温かくなります。逆に、頑張っていることを当然のように受け取られると、一気に心が閉じてしまうことも。

“もっと頑張らなきゃ”があなたを苦しめるとき

相手の反応が鈍かったり、気づいてもらえないと感じたとき、「まだ努力が足りないのかも」と自分を責めてしまいがちです。その思いが積み重なると、自己犠牲になってしまい、恋が“頑張るもの”に変わってしまう危険性も。恋は本来、自然で心地よいものであることを忘れないで。

three white ceramic pots with green leaf plants near open notebook with click pen on top
Photo by Ylanite Koppens on Pexels.com

安心・不安・回避の3タイプで読み解く恋愛のクセ

“愛着スタイルとは、幼少期の親との関係性をもとに形成された「人との関わり方のクセ」。恋愛にも大きな影響を与えます。

  • 安心型:安定した愛情関係を築きやすく、信頼関係を大切にします。自己肯定感が高く、相手にも寛容です。
  • 不安型:相手の気持ちに敏感で、常に「嫌われたくない」と不安になります。依存や過剰な確認行動を取りがちですが、本来は強い共感力の持ち主。
  • 回避型:他人に依存せず、感情表現を控えがち。近づかれることに不安を感じ、距離を取りやすい傾向があります。”

 本当の恋愛傾向が見えてくる、エニアグラム性格診断

エニアグラム(Enneagram)は、人間の性格を9つの基本タイプに分類する性格理論で、自己理解や他者理解を深める手段として、ビジネス、教育、心理カウンセリングなど幅広い分野で活用されています。「エニアグラム」という言葉はギリシャ語の「エネア(9)」と「グラム(図)」に由来し、円に9つのポイントが配置された独特の図形(エニアグラム図)によって視覚的に表されます。

エニアグラムの起源は明確ではありませんが、その概念の一部は古代ギリシャやイスラム神秘主義(スーフィー教義)に遡るとも言われています。20世紀になって体系化され、現代のエニアグラム性格論に最も大きな影響を与えたのが南米チリの精神科医クラウディオ・ナランホ(Claudio Naranjo)です。彼はボリビア出身の神秘家オスカー・イチャーソ(Óscar Ichazo)から学んだ知識をもとに、心理学と統合し、現代的な9タイプ理論としてエニアグラムを発展させました。

9つの性格タイプにはそれぞれ「根源的恐れ」と「根源的欲求」があり、それに基づいて性格の動機や行動パターンが形成されます。例えば、タイプ1は「間違うことへの恐れ」から「正しさ」を追求し、タイプ2は「愛されないことへの恐れ」から「人の役に立ちたい」という欲求を持ちます。このように、エニアグラムでは外面的な行動よりも「内面の動機」に重きを置きます。

さらに特徴的なのは、性格は固定されたものではなく、ストレス状態や成長状態によって他のタイプへ一時的に変化するという「動的なモデル」を採用している点です。たとえば、タイプ3(達成者)はストレス時にタイプ9(平和主義者)のように無気力になり、成長時にはタイプ6(忠実な人)のように仲間を大切にする姿勢が強まるとされます。

また、隣接するタイプに影響を受ける「ウィング(翼)」の概念も重要です。タイプ5の人はタイプ4(感受性)かタイプ6(安全志向)のいずれかの要素を部分的に持ち合わせており、同じタイプでも個性の幅が広がります。

エニアグラムは単なる性格分類にとどまらず、「自我の防衛パターン」や「無意識の欲求」に向き合う深い心理的ツールであり、自己成長の道筋として活用される点が、多くの自己分析ツールと異なる大きな魅力です。

“愛されたい”より“自分を大切にする”恋のすすめ

あなたの魅力は、相手に尽くすことだけではなく、自分の想いを素直に伝えられるところにもあります。無理をして愛されようとするより、「こうされると嬉しい」と言葉にしてみることで、恋はもっと楽になります。“誰かに愛されるための私”ではなく、“自分らしくいても愛される私”であることを信じてください。


自分に当てはまるところ、ありましたか?
あなたの恋愛スタイルには、あなただけの魅力と課題がたくさん詰まっています。
今回のタイプ紹介を読んで、「わかる気がする」「ちょっと違うかも」と感じたことも、すべてがあなただけの大切な個性です。

恋愛は、正解がないからこそ難しく、だからこそ面白いもの。
自分の強みや傾向を知ることは、もっと自由で、もっと幸せな恋をするための第一歩です。

もしあなたが、
「本当の私はどんな恋愛傾向を持っているんだろう?」
「自分の魅力をもっと深く知りたい」
そんなふうに思ったなら——
ぜひ、あなただけの取扱説明書【恋愛トリセツ】を手に入れましょう。

 

完璧を求めがちな誠実タイプ 高い理想と不安の間で揺れる、真面目な努力家タイプ クールに見えるけど、本当は深い愛情を持つ慎重派タイプ 愛情深く、支え合えることを大切にする思いやりタイプ 大切な人を想い尽くし、愛されることで安心したい情熱家タイプ 相手へ尽くし上手だけど、愛されると逃げたくなる矛盾タイプ 成功と成長を大切する肩の力を抜かないストイックタイプ 愛されるために頑張りすぎてしまう努力家タイプ 目標に向かって突き進む、恋愛には少し慎重な戦略家タイプ 感受性が豊かで、ロマンチックな恋愛を求める芸術家タイプ 愛に情熱的で、心の動きを大切にするドラマティックタイプ 個性的で唯一無二の恋愛ができるが、深く関わることに勇気が必要な繊細タイプ 知的で冷静、恋愛でも慎重に向き合うタイプ 愛されたい気持ちと、1人でいたい気持ちの間で揺れる繊細な知性タイプ 知的で理性的!自分の時間を大切にするクールタイプ 慎重だけど誠実、信頼を何よりも大切にする堅実タイプ 愛されているかを確かめたくなる、慎重な情熱家タイプ 慎重で冷静、距離感を大切にする頭脳タイプ 明るくポジティブ!人生と恋愛を楽しむ自由人タイプ 楽しい恋がしたい! でも、心のどこかで不安を感じやすい感情豊かなタイプ 恋も人生も軽やかに! 深刻になりすぎないカジュアル恋愛タイプ 恋も人生もパワフルに!愛する人を全力で守る情熱的リーダー 強く愛し、強く求める!恋に全力投球タイプ 強さと自立した恋愛スタイルを貫く、クールな情熱タイプ 穏やかで癒し系、でもちょっとマイペースなおっとりタイプ 癒し系で平和主義、でも本当は愛されているか気になりやすい繊細タイプ のんびり屋で穏やかな癒し系だけど、急に深い話をされるのは苦手な慎重派

コメント

タイトルとURLをコピーしました