「愛情深く、支え合えることを大切にする思いやりタイプ」(タイプ4)|恋愛トリセツ(恋愛向け性格診断)

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“支え合える関係”を求めるあなたへ

相手を思いやり、気持ちに寄り添うことを大切にしているあなた。恋愛においても、常に相手の立場になって考え、寄り添う力にあふれています。ただ、自分の気持ちよりも相手を優先しすぎてしまい、疲れてしまうことも。そんなあなたの優しさを活かしつつ、自分も大切にできる恋愛のヒントをお届けします。

優しさと共感力に満ちたあなたの恋愛傾向

あなたはとても思いやり深く、相手のちょっとした変化にもすぐに気づけるタイプ。恋愛では「相手の幸せ=自分の幸せ」と考え、献身的に尽くします。一緒にいる時間を大切にし、安心感や安定感のある関係を築くのが得意です。その一方で、無理をしすぎたり我慢を重ねすぎたりして、自分の気持ちを置き去りにしてしまうことも。優しさゆえに「言えないこと」をため込んでしまう傾向があります。

Ⅰ.私の恋人としての魅力

「愛情深さ」「思いやり」「包容力」「温かさ」。
——これが私の最大の魅力です。
恋人を大切にし、自然と相手の気持ちを考えて行動できます。
相手のちょっとした変化にも気づき、いつもサポートしようとします。
相手の喜びが自分の喜びであり、尽くすことに幸せを感じます。
恋人のために努力することが苦ではなく、愛情をたっぷり注ぎます。
家庭的で温かい雰囲気があり、一緒にいるとホッとする存在です。
安心感を与え、恋人にとって居心地のよいパートナーになります。

Ⅱ.これを言われる&これをされると恋に落ちる

「いつもありがとう」と感謝を伝えてくれること。
人を支えることに幸せを感じるタイプだからこそ、感謝の言葉をもらうと喜びが倍増。「本当に助かるよ」「君がいてくれて幸せだよ」と言われると、涙が出るほど嬉しくなって恋が深まります。
「結婚したら幸せになれそう」と、言われると嬉しい!
自然に相手のために動いてしまうタイプ。結婚願望も強いため、結婚のパートナーとしてみられるととてもうれしい気持ちになり、言ってきた相手のことが気になってしまいます。
何気ないタイミングで「君のこと、本当に大切」と伝えられると心を奪われる!
甘い言葉を日常的に交わしたいタイプだから、「好きだよ」「大切に思ってる」とストレートに伝えてくれるとときめきます。「急にそんなこと言うのズルい…!」と感じるくらいの不意打ちが最高。

Ⅲ.「使用上の注意―恋愛での注意点!これをされると幻滅しちゃう―」

感謝の気持ちを示してくれないこと。
見返りを求めずに愛情を注ぐタイプですが、「してもらって当たり前」と思われると、心が冷めてしまいます。感謝の言葉がないと、「私は本当に大切にされているのかな?」と疑問を抱くことに…。
愛情表現が少なすぎること。
自分は積極的に愛情を示すため、恋人が無反応だと「私のこと、本当に好きなの?」と不安に。時には気持ちを言葉や態度で示してくれないと、関係がギクシャクしてしまいます。
無関心な対応。
親しみやすく温かい性格なので、そっけない態度を取られると傷つきます。相手からなかなかLINEが返ってこないと、「この人は私を必要としてくれていない」と感じて心が離れてしまうことも。

Ⅳ.故障のときー恋愛すれ違いがあったとき、落ち込んでいるときの対処法

感謝と愛情を伝える。
落ち込む原因の多くは、「自分は必要とされているのかな?」と考えることが起きたとき。「君のおかげだよ」「君がいるから安心できるよ」と言葉やメッセージで伝えることで、心が落ち着きます。
無理をしすぎないように伝える。
誰かを助けることが当たり前になっているので、「たまには頼っていいんだよ」「無理しなくて大丈夫」と声をかけると、気持ちが軽くなります。
「甘えられる時間をつくる」。
自分からは甘えるのが苦手なこともあるため、「今日は何もしなくていいよ」「頼っていいよ」と優しく抱きしめてあげると、素直に安心できます。

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Ⅴ.関係を深めるためには(恋人が意識しておくと、長く良い関係が築けるポイント)

感謝の気持ちをしっかり伝える。
「尽くすこと=愛」だと思っているため、「いつもありがとう」と言葉にすることは何よりもうれしい気持ちになります。感謝は思っているだけでなく、ぜひ言葉で表現しましょう。
「役に立つこと」以外のつながりも大切にする。
「何かしてあげなきゃ」と思いがちですが、ただ一緒にいる時間を楽しむことも関係を深める要素になることを伝えましょう。「今日は何もしなくていい日」「尽くさなくてもいい日」とリラックスできる時間を持つとお互いに無理のない関係が続けられます。
「自己犠牲」にならない関係を意識する。
相手を優先するあまり、自分を後回しにしがちになり、だんだんストレスがたまってしまうことも。「君が幸せでいてくれるのが、自分も嬉しい」と伝えることで、バランスの取れた関係を築けるよう導いてあげましょう。そうなってしまう前に、恋人が「気にしなくて大丈夫」「お互いのペースでね」と声をかけると、安心できる関係を築けます。「一番にならなきゃ」と思いやすいので、「誰かと比べなくても、君が大好き」と伝えると、安心して関係を築けます。

Ⅵ.もっと魅力的な自分になるために―あなた自身を磨きいい恋愛をするために―

尽くすだけでなく、受け取ることを大切にしよう。
あなたは、愛情を与えることが得意ですが、「もらうこと」も大事。恋人に何かしてもらったとき、「こんなことしてもらって申し訳ないな」と思わず、「ありがとう、嬉しい!」と素直に受け取ることで、相手もあなたも幸せになれます。
自分の気持ちも大切にする。
相手を優先して、自分の気持ちを後回しにしがちなあなた。「私はどうしたい?」と自分に問いかけてみましょう。「パートナー」だけでなく、「自分」も「パートナー」も両方が幸せになる生活やデートを考えてみることでもっと心地よい恋愛ができます。
愛情を押し付けず、相手にも教えてあげるつもりで。
あなたのように愛情表現が上手な人ばかりではありません。「こうしてほしいのに…」とイライラせず、「一緒にこうしていけたら嬉しいな」と上手に伝えて教えてあげれば、もっと恋愛上手な人になれるでしょう。

心が温まる瞬間に、深い絆が生まれる

あなたがときめくのは、「自分も大切にされている」と実感できる瞬間です。疲れているときにそっと飲み物を差し出してくれる、話を遮らずに最後まで聞いてくれる、そんな小さな思いやりに心がじんわりと温かくなります。特別な言葉がなくても、「ちゃんと見てくれている」と感じられる相手には、自然と信頼が深まっていきます。

優しさがすれ違いを生んでしまうとき

自分を後回しにしてしまうあまり、気づいたときには心が疲れてしまっていることもあります。「わかってくれるはず」と期待しすぎたり、「言わなくても伝わる」と思ってしまうと、すれ違いが生まれる原因になります。また、相手の感情に影響されやすく、自分まで落ち込んでしまうこともあるので、感情の境界線を意識することが大切です。

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安心・不安・回避の3タイプで読み解く恋愛のクセ

“愛着スタイルとは、幼少期の親との関係性をもとに形成された「人との関わり方のクセ」。恋愛にも大きな影響を与えます。

  • 安心型:安定した愛情関係を築きやすく、信頼関係を大切にします。自己肯定感が高く、相手にも寛容です。
  • 不安型:相手の気持ちに敏感で、常に「嫌われたくない」と不安になります。依存や過剰な確認行動を取りがちですが、本来は強い共感力の持ち主。
  • 回避型:他人に依存せず、感情表現を控えがち。近づかれることに不安を感じ、距離を取りやすい傾向があります。”

 本当の恋愛傾向が見えてくる、エニアグラム性格診断

エニアグラム(Enneagram)は、人間の性格を9つの基本タイプに分類する性格理論で、自己理解や他者理解を深める手段として、ビジネス、教育、心理カウンセリングなど幅広い分野で活用されています。「エニアグラム」という言葉はギリシャ語の「エネア(9)」と「グラム(図)」に由来し、円に9つのポイントが配置された独特の図形(エニアグラム図)によって視覚的に表されます。

エニアグラムの起源は明確ではありませんが、その概念の一部は古代ギリシャやイスラム神秘主義(スーフィー教義)に遡るとも言われています。20世紀になって体系化され、現代のエニアグラム性格論に最も大きな影響を与えたのが南米チリの精神科医クラウディオ・ナランホ(Claudio Naranjo)です。彼はボリビア出身の神秘家オスカー・イチャーソ(Óscar Ichazo)から学んだ知識をもとに、心理学と統合し、現代的な9タイプ理論としてエニアグラムを発展させました。

9つの性格タイプにはそれぞれ「根源的恐れ」と「根源的欲求」があり、それに基づいて性格の動機や行動パターンが形成されます。例えば、タイプ1は「間違うことへの恐れ」から「正しさ」を追求し、タイプ2は「愛されないことへの恐れ」から「人の役に立ちたい」という欲求を持ちます。このように、エニアグラムでは外面的な行動よりも「内面の動機」に重きを置きます。

さらに特徴的なのは、性格は固定されたものではなく、ストレス状態や成長状態によって他のタイプへ一時的に変化するという「動的なモデル」を採用している点です。たとえば、タイプ3(達成者)はストレス時にタイプ9(平和主義者)のように無気力になり、成長時にはタイプ6(忠実な人)のように仲間を大切にする姿勢が強まるとされます。

また、隣接するタイプに影響を受ける「ウィング(翼)」の概念も重要です。タイプ5の人はタイプ4(感受性)かタイプ6(安全志向)のいずれかの要素を部分的に持ち合わせており、同じタイプでも個性の幅が広がります。

エニアグラムは単なる性格分類にとどまらず、「自我の防衛パターン」や「無意識の欲求」に向き合う深い心理的ツールであり、自己成長の道筋として活用される点が、多くの自己分析ツールと異なる大きな魅力です。

“思いやり”と“自己尊重”を両立させる恋のかたち

相手を大切にするあなたこそ、自分の気持ちにも耳を傾けてあげてください。「頼ること」や「甘えること」も、愛情のひとつです。関係をよりよくするためには、相手の想いだけでなく、自分の本音にも正直でいることが大切です。無理をせず、自然体でいられる関係が、あなたにとっての“支え合える恋”を育ててくれます。


自分に当てはまるところ、ありましたか?
あなたの恋愛スタイルには、あなただけの魅力と課題がたくさん詰まっています。
今回のタイプ紹介を読んで、「わかる気がする」「ちょっと違うかも」と感じたことも、すべてがあなただけの大切な個性です。

恋愛は、正解がないからこそ難しく、だからこそ面白いもの。
自分の強みや傾向を知ることは、もっと自由で、もっと幸せな恋をするための第一歩です。

もしあなたが、
「本当の私はどんな恋愛傾向を持っているんだろう?」
「自分の魅力をもっと深く知りたい」
そんなふうに思ったなら——
ぜひ、あなただけの取扱説明書【恋愛トリセツ】を手に入れましょう。

 

完璧を求めがちな誠実タイプ 高い理想と不安の間で揺れる、真面目な努力家タイプ クールに見えるけど、本当は深い愛情を持つ慎重派タイプ 愛情深く、支え合えることを大切にする思いやりタイプ 大切な人を想い尽くし、愛されることで安心したい情熱家タイプ 相手へ尽くし上手だけど、愛されると逃げたくなる矛盾タイプ 成功と成長を大切する肩の力を抜かないストイックタイプ 愛されるために頑張りすぎてしまう努力家タイプ 目標に向かって突き進む、恋愛には少し慎重な戦略家タイプ 感受性が豊かで、ロマンチックな恋愛を求める芸術家タイプ 愛に情熱的で、心の動きを大切にするドラマティックタイプ 個性的で唯一無二の恋愛ができるが、深く関わることに勇気が必要な繊細タイプ 知的で冷静、恋愛でも慎重に向き合うタイプ 愛されたい気持ちと、1人でいたい気持ちの間で揺れる繊細な知性タイプ 知的で理性的!自分の時間を大切にするクールタイプ 慎重だけど誠実、信頼を何よりも大切にする堅実タイプ 愛されているかを確かめたくなる、慎重な情熱家タイプ 慎重で冷静、距離感を大切にする頭脳タイプ 明るくポジティブ!人生と恋愛を楽しむ自由人タイプ 楽しい恋がしたい! でも、心のどこかで不安を感じやすい感情豊かなタイプ 恋も人生も軽やかに! 深刻になりすぎないカジュアル恋愛タイプ 恋も人生もパワフルに!愛する人を全力で守る情熱的リーダー 強く愛し、強く求める!恋に全力投球タイプ 強さと自立した恋愛スタイルを貫く、クールな情熱タイプ 穏やかで癒し系、でもちょっとマイペースなおっとりタイプ 癒し系で平和主義、でも本当は愛されているか気になりやすい繊細タイプ のんびり屋で穏やかな癒し系だけど、急に深い話をされるのは苦手な慎重派

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